2025.10.01
お知らせ

NVIDIA AI Day Tokyoにて KDDIとの「医療用垂直統合型AIサービス構想」について紹介

2025年10月1日
株式会社医用工学研究所

NVIDIA AI Day Tokyoにて
KDDIとの「医療用垂直統合型AIサービス構想」について紹介

~医療データの利活用を通じて、医療の発展への貢献を目指した取り組みを強化~

 

2025年9月25日に開催されたNVIDIA社が主催する「NVIDIA AI Day Tokyo」において、KDDI株式会社(本社: 東京都港区、代表取締役社長 CEO: 松田 浩路、以下 KDDI)の先端技術企画本部 サービスプラットフォーム推進室長 本間大貴による講演の中で、株式会社医用工学研究所(本社:三重県津市、代表取締役社長:笠﨑 州雄、以下「当社」)との取組みとして「医療用垂直統合型AIサービス」の構想が紹介されました。

本構想は、医療ビッグデータと分析プラットフォーム、NVIDIAのGPU、Google の生成AI等の技術を組み合わせることで、トータルパッケージサービスを実現することで、医療の発展への貢献を目指した取り組みを強化するものです。

●医療用垂直統合型AIサービスの概要
1. 医療ビッグデータ
・当社が医療機関との連携により蓄積・分析に取り組んで来た電子カルテ由来データの活用。ご賛同いただいた医療機関は、全国59施設へ拡大
2. AIデータセンター(ソブリンクラウド)
・KDDIが東京・大阪に構築するAIデータセンター(ソブリンクラウド)の活用
3. クラウド・生成AI技術など
・Google との協業による、Google Cloud (Gemini)(注1)、NVIDIA社のGPU、KDDI連結子会社のELYZA社のLLM技術などの活用
※上記は2025年10月1日時点の概要であり、提供サービスの詳細は検討中のため、変更の可能性があります。

●今後の展望
医用工学研究所とKDDIは、Google やNVIDIAをはじめとするパートナー企業と連携し、医療ビッグデータの利活用を推進するための取り組みを進めていきます。
また、当社はKDDI連結子会社の一員として、データ分析に実績を持つARISE analyticsや、自然言語処理・生成AI技術で注目を集めるELYZAと協働することで、グループ全体としてのシナジーを高め、医療ビッグデータの解析力を一層強化し、患者さん・医療機関・製薬企業・アカデミアをつなぎ、各種ソリューションを提供してまいります。

■株式会社医用工学研究所 概要
商号:株式会社医用工学研究所
事業内容:医療データプラットフォームの開発および提供、医療ビッグデータ、医療データサービス、病院経営分析サービスの提供、医療データ活用に付帯する一切の業務
設立年月:2004年12月
本店所在地:三重県津市栄町3丁目141番地1号
代表者:代表取締役社長 笠﨑 州雄
資本金:1,085百万円

(注1)Google Cloud および Google Cloud 製品・サービス名称は Google LLC の商標です。

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