患者さん・医療機関・製薬企業・アカデミアをつなぐ医療ビッグデータの提供・分析サービス
医療ビッグデータの利活用を通じて医療の発展への貢献を目指す
医用工学研究所(MEI)は、KDDIグループの連結子会社として、協力医療機関と連携して蓄積してきた電子カルテ由来の医療ビッグデータに、MEIとKDDIの知見、分析技術を組み合わせ、医療ビッグデータの提供および分析サービスを提供します。
MEIが提供する価値
01アウトカムがわかる電子カルテ由来のデータ
- 大学病院や中核病院を中心とした全国50を超える(※2025年4月現在)医療機関様に賛同いただき、実臨床に基づいた電子カルテ由来のデータを網羅的に収集しています。
- CLISTA!の知見をいかし、医療機関様の中に散在する電子カルテをはじめ医事等部門システムを含めた幅広いデータが蓄積されています。
- 検査・処方・処置などの詳細なデータを、時系列で把握することができるため、医薬品の効果検証や適正使用の評価に有用です。
02最新の医療現場を映す1ヶ月前のデータ
- 各医療機関様とオンラインで接続しているため、約1ヶ月前のデータを提供可能です。
- 最新の臨床データをタイムリーに活用できるため、製薬企業様、アカデミアのリサーチに貢献します。
03医療とデータサイエンスの融合による高い分析力によるサポート
- 経験豊富な医師とデータサイエンティストが在籍しているため、多角的な分析でお客様の課題に深く寄り添い、伴走型で課題解決に対応します。
- RWDからのエビデンス創出、開発中のプロトコル検討、ペイシェントジャーニー理解、上市後の市場変化の迅速な把握等をサポートします。
データの網羅性
製薬企業様向けに提供されるデータは、電子カルテ由来の包括的な患者情報を網羅しており、保険種や年齢に関係なく、すべての患者さんの診療情報を含んでいます。
これにより、製薬企業様においては広範な患者層に対して分析を行うことが可能となります。
また、検体検査結果も含まれており、他の診療記録と合わせて分析することで、治療効果や副作用の評価をより正確に行うことができます。
※ データソース:大学・公的・公立・民間病院など、大規模から中規模病院 (がん診療連携拠点病院を含む)
データ利活用シーン
医療データの利活用により、研究開発やマーケティング戦略を最適化し、競争力を高めることができます。
※ データソース:大学・公的・公立・民間病院など、大規模から中規模病院 (がん診療連携拠点病院を含む)
提供サービス
お客様のニーズに合わせ、解析レポート・データセット・リサーチクエスチョンの設定や伴走サポート等様々な形で柔軟にご提供します。
解析レポート
- 必要な情報を集計した結果を解析し、解析レポートとして提供します。
- アウトプット形式や出力内容については、自由に設定可能です。
データベースの提供
- 電子カルテデータを中心に、リサーチクエスチョンの解決に寄与するデータセットを提供します。
- 対象患者や処方内容等を、検査値と紐づけて分析することが可能です。
- 診療・処方・検査の流れをタイムリー(1ヶ月前迄)に分析することが可能です。